「アイデアに価値はない!」考えるだけで実行できない凡人と天才の小さな差
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思いついたことをすぐに行動に移し、それらを成功へと導いている人は世界中にたくさんいるが、
そのなかでもビル・ゲイツやジェリー・ヤン、スティーブ・ジョブズらとともに
コンピューターやwebでの壮大な世界の基盤を築き上げたひとり
Googleの創業者であるラリー・ペイジ。
彼が、母校である「ミシガン大学」の卒業式にゲストとして参列した際に
卒業生に捧げた言葉がとても印象的だったので拝借したい。
「素晴らしいことを思い付いたらすぐに行動すること。アイデアに価値はなにもない。実行することが大事だ」
この言葉に、ドキッと胸を突きさされる思いをした人はきっと多いはず。
自分も含め、今日できることを明日に伸ばす癖のある人たちは改めたほうがよさそうだ。
これから成功に向けて旅立っていく生徒たちにもラリーペイジが語った言葉は心に響いたに違いない。
今回テーマにしたかったのは、「アイデアに価値はない!」ということ。
考えるだけですぐに実行しようとしないでいつまでたっても実現できない凡人と、
誰もが実現不可能だと思われた夢を現実のものとして手に入れ、巨万の富を築き上げた天才との差とは。
凡人はやらない理由を見つけるのが得意。
行動することに理由なんていらない!
それが成功するかしないかなんて神のみぞ知る真実でそこから先は行動するしか知る余地はないことに誰でも気づいてるはずであるが、私たちはそれでも行動することを「難しい」と考える。
単に自分自身が行動すればいいだけなのに…。
ではなぜ「やらないのか?」
それは・・・
●成功するはずがない
●やっても無駄だ
●怠け癖
いくらでも出てくる。(笑)
例えば誰もが考えつかないことを思いつき実行し成功する人は、
アイデアを思いつき実行するのに●時間がないと感じたなら、どうやったらそれを実行に移せるように時間を作ることができるかを工夫する。
ときには大胆に今あるものをバッサリ削ぎ落としてしまうことも必要になってくるかもしれない。
その時に秩序や体裁を気にするあまり切り捨てられないのが凡人の考えであり、あっさり切り捨てられるのが天才になれる人だと思う。
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思い付きはするし、考えもしっかりもっているがイマイチ行動するのが億劫な●怠け癖のある人。
こういう人は何を持って成功とするかは別として、とにかく成功とは程遠い人物である。
何も考えていなくても、常に新しいことに挑戦し行動しているひとに勝てるはずがないからだ。
自分のこれまでの経験からいうと、行動は理論より勝るということ。
どんなにロジカルに説明されたとしても、実際にそのことを行った経験のある人の経験値に勝るものはない。
知っているフリをして、語ったところでそんなものは頭の回転の速い行動力のある人なら、とっくの昔に見透かされていたことだろう。
できない言い訳を考える前に、とにかく行動する。
結果は後からついてくる。
どんなに素晴らしいアイデアも、実行されなければまったく意味をなさないのである。