ワールドクラスと比較する!豊かな日本で自由を実感できない理由

サラリーマン・自由
下の表を見てもらいたい、対象国60ケ国で
「自分の人生をどれほど自由に動かせるのか」
国民が感じる人生の自由度を調査した結果。

10段階評価で自己評価で判断してもらう。
1位はメキシコであった。

その中から気になる主要国の数字と、我が国日本を比較してみて
順位の高い方から昇順で並べてみた。

「一部抜粋」:和訳

アメリカ 7,732 世界ランク11位
オーストラリア 7,685 世界ランク13位
台湾 7,479 世界ランク19位
アルゼンチン 7,351 世界ランク24位
中国 7,142 世界ランク32位
スペイン 6,942 世界ランク36位
ドイツ 6,803 世界ランク42位
韓国 6,572 世界ランク47位
日本 5,755 世界ランク59位
インド 5,413 世界ランク60位

出典:世界価値観調査

ここには記していないが、

学生時代に社会科や歴史の事業で習ったことを思いだしてほしい。

60ケ国中最下位のインドはヒンズー教のカースト制度がいまだに深く根付いていると思われ
貧困の差も激しく、生まれ持った差別的な階級を超えて這い上がることなぞ

むずかしい世界にあることは容易に想像がつく。

しかしだ、あわや最下位になりそうだった日本。

いったいどうなっている?

世界中から見ても、どの国の人からも羨むほど生活は安定しあたかも発展しているように見えるが
国民の「自由度」については

この最下位のカースト制度の抑圧があったインドとほぼ同じ。
これにはいささか驚かされると同時に、

なんだか妙に納得がいく部分も多大にある。

右肩上がりの世界とは逆行する日本

上の調査で実施された結果にはほかに、人生の自由度実感する評価点が

年齢別にみてみると、右上がり、すなわち加齢とともに自由度が増すという感じている国が多くを占めていたのに対し

日本は真逆。

年齢が上がれば上がるほど選択肢が狭まり、自由度が少なくなってくるということも判明。

10段階評価のうち日本は真ん中の5点あたりに集中するが、

ここに記したアメリカなどは8以上にピークが。
「自由な国」といううたい文句のアメリカにはウソ偽りはなさそうだ。

日本の暮らしは快適で便利だが、それは人々を高度に管理・統制することで成り立っているといっていい。

貧しいが自由な社会と、豊かだが抑圧の強い社会

そのふたつの両極端なタイプがあるとするなら、日本は後者の極点にいることになる。

世界と比べてこうした偏りを正し、成熟社会に近づくには
どうしたらいいのか、いささか疑問に残る調査結果でした。

日本は生まれながらに富裕層か、よっぽどの天才でなければ
先は尻つぼみになってくるということなのだろうか。

信じがたいけどこれが今の日本の現状らしい…。

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