50代でうつになる人orならない人の特徴とその原因

50代でうつになってしまう人には、統計的にみて代表的な原因がいくつかわかっています。その代表的なものというのが、転勤によるもの・人事異動によるもの・昇進によるものなどがキッカケとなっていることが多い傾向があります。年齢も50代にもなると、会社などでの自分の立場や地位もそろそろ固まって先が見えてきます。そんなとき、自分が若い頃に思い描いていた50代の姿とは違った現実になってしまっている場合に、精神的な問題が起こりやすいようです。毎日の仕事にやり甲斐を失ってしまうこともあるでしょう。会社内の周りの目も厳しく、「あの人はラインから外れた落ちこぼれだ」と口には出しませんが、内心はそう思っている人がいることでしょう。同期や後輩に追い越されてしまって、失意のどん底にいる人もいます。そんな自分の状況について、他人の目を気にしてしまうような性格であれば、なおさら毎日の会社勤めは苦業となってしまうことでしょう。また、逆に昇進したからといって、その人が幸せかというと必ずしもそうではありません。昇進して責任が重くなり、プレッシャーに弱い人は、毎日不眠が続いたり、原因不明の腹痛や発汗など自律神経の乱れと思われる症状に苦しむこととなることがあります。また、大きな出世前に地方へ一旦転勤させられるケースや、それ以外の理由で地方への転勤命令が出る場合があります。家族はそれぞれの地元での生活があるため、単身赴任になる人が多いでしょう。すると、新天地での生活が孤独なものとなり、新しい街のことも右も左も解らずに迷い子のような生活になってしまいます。このような人たちは、生きる力や自信を喪失し自律神経の乱れから正常なホルモン分泌が行われず、食事や睡眠も乱れた結果、うつ状態になってしまうのです。多くの場合は、もともとメンタル面にうつになりやすい因子を持っているケースがほとんどです。神経質であったり、他人からどう見られているかを常に気にしている人、真面目で責任感が強い人ほどうつになりやすいといわれています。若い頃に神童とか、有望株などといわれた経験がある人で、どこかで人生の歯車が狂ってしまったケースの人が多いようです。逆に、20代前後など若い頃は大した評価はもらえなかったが、30代~40代と年齢が上がるにしたがって調子を上げていく人がいます。そういう人は、仕事が自分に合っていて、会社から高い評価を受け期待にきちんと応えて結果を出しています。そういう人は今の人生の支えである仕事が自分に合っていて、あたたかい家族にも恵まれ、人生が思った以上に上手く行っている人たちです。そういう人はうつにはならないし、うつが入り込む隙間がないほどに活き活きとしています。人間には人生の波のようなものがあって、加齢とともに理想からどんどん離れてしまう50代と、加齢とともに上昇していく50代がいます。また、運や出会いなども影響しており、ある大事な時期における人生の選択や出会った人からの影響で人生の大きな転換点を迎える幸運な若者が、人生の後半に進むにつれて調子を上げていくことがあるものです。50代ともなれば、人生のおよそ半分を生きたことになります。そこから暗い人生・苦しい人生を送るよりも、人生一度きりなので「第二の人生」を考えても良い時期です。もう何かに潰されそうな人生からは解放されて、自分が活き活きとなれる仕事や、やりたい事をみつけてチャレンジしてみることも良いでしょう。環境が変われば、症状もきっとよくなります。それには家族の理解とサポートも必要になるので、家族でしっかり話し合いの場を設けることも必要です。そして、いつからどんなふうに第二の人生を歩んでいきたいのかをわかってもらった上で、新しい世界で輝きましょう。