いいかげんそうなのにみんなから慕われる人が絶対に外さない本質
外見を含めていつも何だか適当に見えるにもかかわらず、なぜか周りの人たちから慕われる人や人望のある人は意外にも多いもの。
このような人の特徴としては、常にリラックスしていてマイペースで明るく、周りの人たちを楽しませることができます。周りに自然と人が集まってくるようなタイプと言えるでしょう。サラリーマンの場合には、このような特徴を持っていれば、言い方は良くないですが、あまり仕事ができなかったとしても、うまく出世していくかもしれません。
自分自身が神経質であったり、周りを緊張させてしまうようなタイプだった場合、このような人は逆のタイプにあたり、中にはうらやましいと感じる人もいるかもしれません。このような人はそれほどたくさんいるわけではありませんが、実は絶対に外さない本質を抑えているのです。
納期を守る
いいかげんそうなのにみんなから慕われる人が絶対に外さない本質の、まず第一に挙げられることは、必ず納期を守ることです。
これは社会人として当たり前のことと言えるかもしれませんが、中には寝坊して朝遅刻してきてしまう人も見られます。遅刻をしてくれば当然のことながらいい加減そうな人だと思うかもしれませんが、絶対に守っていることが、クライアントと約束をした納期を絶対に破らないということです。
普段から遅刻をしてくることがあれば、納期についても一日ぐらいなら守らなくても大丈夫だというような考えを持っているのではないかと、思ってしまうことでしょう。しかしこれは勝手な思い込みであり、納期は絶対に守るのです。万が一遅れそうになってしまったとしても、どうすれば遅れないで済むのか、ほかに手段はないのかなどを必死で考える姿が見られます。
嘘をつかない
2つ目のポイントは、自分にどんなに不利なことがあっても、相手に嘘をつかないことです。
一つ例をあげると、自分が思いついたサービスがあり、その内容がクライアントには不向きだと感じた場合でも、多くの人がどうしてもそのサービスを売りたいということから、向いていないということは黙っているでしょう。しかしこのような人たちは、このサービスを導入したとしても効果は出ないということを、正直に相手に言ってしまいます。さらにはこちらのサービスの方がよいと、全く関係のない会社の情報を教えたりすることもあるのです。つまり自分のサービスが売れないとわかっていながらも、相手の立場に立ち物事を考え、それを正直に伝えているということです。
誰に対してもフェア
3つ目のポイントは、相手がどのような相手であっても、フェアに対応することです。
たとえこちらがお金を支払う側であったとしても、反対に受け取る側であったとしても、どのような相手に対しても対等な立場で向き合います。つまり同じ目線で行動するということです。これは相手に嘘をつかないというポイントと似ているとも言えるでしょう。もしも予算に上限があるようであれば、正直にそれも伝えます。そのうえで可能な範囲の可能性を探るフェアなやり方で、どのような相手とも向き合うのです。このようなことから、その人にできないと言われたらそれは本当なんだろうという前提ができあがることにもなり、その姿勢を通じて信頼感を得られることにもつながります。
自由なルール
このようなことから、サラリーマンが仕事を行う上で絶対に外すことができないポイントさえ押さえておけば、実はあとは結構自由でも良いというのがわかります。はこうした人を見ていると、自分の中に多くの「自由なルール」が存在しています。朝は決められた時間に出社することはもちろん大切ですが、スケジュールをしっかりと守れば、少しぐらいの遅れは問題にぜす、その分、気持ちや体調を整えておく方がよいというスタンスです。
また自分の利益を守るために嘘をつき、後で手間が増えるなら、最初から正直に伝えておいた方が結果としては良い場合が多いです。こうした面を見ていると、本質をしっかりと守り、あとは多少自由でもよい(ここが、いいかげんに見える場合がある)のだということがわかるでしょう。
必要最低限のルールを守りながら、絶対に外してはならない本質だけを、どうすれば守っていけるのかを考え、自分の中で力の抜きどころを作っているのです。
まとめ
適度に力が抜けていることによって、周りにも良い影響を及ぼすことになります。
人はやはり身近にいる人の影響を大きく受けます。近くの人が「抜き所を上手に活用」し、「リラックスした空気を作り出し」てくれれば、周りで働く人のもその影響を与え、結果、まわりから慕われることになるのでしょう。
本質をしっかりと理解して、抜くところは抜く。メリハリを持って効率的に働くことにもつながります。